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診療科目からさがすときに気をつけること

公開 / 医療の窓口 編集部

診療科目は、施設が標榜しているものが届け出として入っています。辞書は 127種で、科目が付いているのは 142,507件、のべ 448,761件ぶんの組み合わせがあります。標榜は「そう掲げている」という意味で、どの治療が得意かではありません。絞り込みで何が起きるかを先に知っておくと、外し方が減ります。

多い科目の並びは、種別の数を映している

件数はその科目を標榜している施設の数です。1施設が複数の科目を標榜しているので、合計は掲載件数を超えます。
診療科目標榜している施設
歯科55,153件
内科52,553件
小児歯科36,802件
歯科口腔外科24,088件
矯正歯科21,175件
小児科17,829件

上のほうに歯科系が並ぶのは、歯科診療所が 54,637件あるからです。「歯科がいちばん多い科目」ではなく「歯科診療所がいちばん多い種別のひとつ」という話です。科目の件数を地域どうしで比べるときは、分母(その地域の施設の数)を必ず一緒に見てください。

助産所と薬局には科目の列が無い

科目が付いているのは病院・診療所・歯科診療所の 142,507件だけです。助産所(2,138件)と薬局(61,398件)には、出典に科目の列そのものがありません。空欄ではなく列が無いので、「科目が届け出られていない施設」として数えていません。

1施設あたりの科目数は、病院で 約10.8、診療所で 約2.8、歯科診療所で 約2.6です。病院は科目が多いので、科目で絞るとほとんどの病院が残ります。絞り込みが効くのは診療所と歯科診療所のほうです。

「その他」の枠がある

辞書 127種のうち 11種は「その他」の枠で、同じコードに施設ごとに違う名前が入ります。ひとつのコードに「第二内科」「脳神経外科」「一般歯科」が同居している状態です。そのため、こちらは辞書の名前ではなく施設ごとに届け出られた名前を持っていて、施設ページにはその名前をそのまま出しています。

コードで絞ると、その他の枠に入った科目は意図しない形で混ざります。「脳神経外科」を探しているのに「第二内科」が同じコードで出てくる、ということが起こりえます。科目名は施設ページで確かめてください。こちらでコードを勝手に振り直すことはしていません(振り直すと出典と突き合わせられなくなります)。

標榜と、実際に診てもらえることは別

標榜している科目は届け出です。医師が非常勤で特定の曜日だけ来る、予約が要る、新しい患者を受けていない、といったことはこの列では分かりません。「科目がある」を「いつでも診てもらえる」と読まないのが、このデータの正しい使い方です。

科目と曜日を組み合わせると、候補はかなり絞れます。曜日の読み方は 開いている曜日と時間の見方 にまとめました。種別ごとの役割の違いは 病院と診療所の違い にあります。

よくある質問

科目で絞り込む画面はありますか

市区町村ごとに種別で絞る画面があり、施設ページに科目を並べています。科目そのものでの横断的な絞り込みは用意していません。その他の枠のせいでコードと名前が一対一にならないため、絞れているように見えて漏れる画面を作らないほうがよいと考えています。

科目の件数を市区町村どうしで比べられますか

比べるときは施設の数と人口を必ず一緒に見てください。市区町村のページに人口を出しているのは、「何で割ったか」を書かずに比較しないためです。

専門医がいるかどうかは分かりますか

分かりません。出典に医師の情報が入っていないので、推測して書くこともしていません。各施設の案内用ホームページで確かめてください。

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この記事のもとにしたもの

  1. 厚生労働省「医療情報ネット(ナビイ)」オープンデータ
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/newpage_43373.html

数字は表示するたびに掲載データを数え直しています。 入っている版と欠け方は 出典と作り方 にまとめています。